こんにちは、おばちです。
相場はとても残念な日々が続きているので、今日から3日間は株とは関係のない葬儀のお話をします。
葬儀が近々ありそうな方には参考になるかもです。
長くなるので前編後編・・・続編(の前編←多分)に分けます。
先々月同居の義父(84歳)が他界しました。
温厚で優秀、ユーモアも人望もありとても魅力のある自慢の義父(以降:父)でした。
ここ数年は自分のことが自分でできなくなり排泄の失敗多発。
家の中が父の発するよろしくない臭いで充満の日々。
本人、頭の問題はなく自分の粗相を隠す余裕はあったため平静を装っていましたが、こちらには筒抜けでした。
体力の衰退が顕著になった数か月前からも継続して父の尊厳を傷つけることなく"らしく"生活させてあげていました。(ちょっと高飛車な言い方)
でも、本人がボケてしまっていたら悲惨な日々だったかもしれません。
老化とはこういうものなのかと日々悲しく感じていました。
ケアマネ、デイサービス、ショートステイ、訪問入浴、訪問診療医、訪問看護師、救急隊員、病院看護士、病院医師、介護認定、ソーシャルワーカー、葬儀社、役所、司法書士・・・
ここ数カ月の間いろいろな職業の方と次々と接してきました。
父が他界した後からすべての諸手続きに、私が着手し忙殺されていますが、終始落ち着いて冷静に手続きができたのは、嫁だから?
(但し、冷静は途中までで、憂鬱の現在)
いやいや、はっきり言って手間も時間もかかる面倒な作業。
病院・葬儀・諸手続き・お金のことを書き留めておこうと思います。
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遺言書なし、お墓は準備済 (未入居、父は次男)でした。
まず生前の父の意向
・葬儀は30万円以内で宗教なし(お経・お坊さん不要)
・訃報を知らせるのは、家族の他、〇〇と〇〇と〇〇のみ
・葬儀不要
・香典不要
・戒名不要
・仏壇不要
・葬儀後、皆で一緒に〇〇(馴染み店)で食事するように
残された現預金は少なく、葬儀に関してはお金をかけず私たち遺族に手間がかからないよう考慮し、親族にもその旨本人から話してありました。
生前、ここまではっきり言ってもらえていたので葬儀部分についてはずいぶんと助かりました。
亡くなる日、 病院から夜中の2時に呼び出しがあり病室に駆け付けたのですが、到着してから息を引き取る迄の2時間、4人部屋だったので同室の他3名の病人さん達にとってはいい迷惑だっただろうなと今更ながら振り返ります。
迷惑だから個室へ移動するなんてあの時は考えも及びませんでした。
また最後の時って病院側は分かるのですね。
父が旅立ってから間もなく看護士さんから
「この中からでなくてもいいので、葬儀社を決めてください」
とA3二つ折りにパウチされた葬儀社の一覧表を渡され
「決まりましたか?」
と促されました。
突然葬儀社の名前と電話番号だけ記載された一覧表を渡されても戸惑います。
実は、以前自宅ポストに入っていた葬儀社のチラシをずっと持ち歩いていましたが、これ、正解でした。
多少悩みもしましたが、やはりプランが表示されている持参のチラシ社に決定。
朝4時に葬儀社へ電話。
「寝てたでしょ?あなた」と思われる声の担当者(笑)
そして火葬儀プラン選択。
遺体は、4人部屋から個室病室に移り看護士さんが二人で体を拭き着替えさせそのまま待機。
葬儀社の方が到着してからじゃないと霊安室へ移動しないとのこと。
霊安室に駆け付け遺体に縋って泣き崩れるシーンがドラマでよく見かけますが、そんな時間はありません。
世話をしてくれていた若い看護士さんの涙を見ました。
ありがとう。
【後編へ】